「手紙屋」は僕の価値観を変えた
久しく手紙なんて書いてないな、ヤマシュウです。
半年前に読んだ人生に大きな影響を与えた本がある。
【手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙】
著者 喜多川泰
この本の主人公は就職活動に出遅れた大学生。
とある書斎カフェで始まった手紙屋とのやりとり。
10通の手紙の往復が主人公を大きく成長させる話。
「働くということ」の本来の意味を考えさせてくれる。
人は安定した会社に入り、
少しでも多くの給料を安定的に得ようとする。
これは当たり前のことなんだけど、
本当はお金のためだけではなく、
もっと他に手に入れたい何かがあると思う。
やりがい、充実した仕事。
で、そもそも何でこの会社にずっといるのか?
就職活動中の学生だけでなく、
働く全ての人に読んで欲しい本である。
読んでて心に刺さったフレーズがある。
「世の中は物々交換である」
「あなたの持っているものの中で、他の人が欲しがるものは、”お金”だけなのでしょうか。」
「企業も法人という人であるから、誰かから必要とされ続けないと生き残れない」
「就職活動は大好きになれる人探しです。 」
「大切なのはどの船に乗るかではなく、その船がどういう目的で航海しているか」
「目標を持つから壁が現れるのです。壁はその人がよりよく生きていこうと考えるときに必ず現れるものです。そういった意味では、自分が頑張っていきていこうとしている証しとして誇り、歓迎していいものなんです。」
「止まっている人は止まり続けようとする。動いている人は、動き続けようとする」
「さあ、あなたは何をして将来の多くの人たちを幸せにしますか?あなたの活躍で世界をどう変えますか? 」
「あなたがすべきなのは行動を始めることです。」
こんなフレーズを読みながら、
自分の就職活動から今までの人生を振り返ってみると、
まだまだ自分の人生を歩んでないと思った。
就職活動中の自分はもっと「世の中に役立つ仕事」を理想としていたはずだ。
しかし、いつのまにか目の前の売上や利益という数字に執着するようになっていた。
売れる商品、売るための開発、安く仕入れるための提案、損をしないための商談、、、
もちろんこれが誰かのためになっていれば良いのだが、
そんな気持ちも失っていた自分の仕事は、
誰のためにもなっていなかったと思う。
この本と出会って目が覚めた。
もっとシンプルに考えようと思う。
そしてこれからの未来を変えるためにも、
とにかく「行動」することから始めよう。