復職するまでにやった事①
怪我して復職するまで1年の予定が5年近くかかるという人生最大の納期遅れを起こした、ヤマシュウです。
怪我をする前はスポーツアパレル生産の営業職でした。
繊維関係の仕事は売上や利益に対して人件費が多くかかり、
業務内容にも多岐にわたる上に細かい対応が多く、
平日は毎晩終電まで働いていました。
ただでさえ忙しいのに輪をかけて、
中国や東南アジアで生産されたアパレル製品は品質不良も多く、
納品直前になって問題発覚して、
急遽検品工場は行ってひたすら商品の検品することも多々あった。
この頃の仕事の話をすればかなりのエピソードがあるのですが、
とにかく車椅子の今となっては絶対に出来ない量の仕事を
体力任せに力技でこなしていました。
忙しすぎて、怪我して救急車を待ってる最中から、
仕事の事が頭から離れませんでした。
数日後に医者から宣告されたのは
「一生車椅子で、社会復帰は困難です。」
それでも会社に復帰することしか考えてなかったので、
「1年リハビリしたら絶対に歩ける様になる」と、
何の根拠もなく無理矢理前を向いていたのがこの頃だと思います。
その後1年経ってリハビリ病院を退院して自宅に帰り、
とにかく会社に戻って仕事をすることを考えた。
復職するにあたって最初は本当に手探り状態で、
まずは一日中一人で過ごすところからのスタート。
ただ、この頃の僕は仕事どころか1日1人で家で過ごせず、家族の協力がなければ何もできなかった。
さらに1人で外出することもできずせっかく買った電動車いすもたからのもちぐされ状態だった。
結果このままでは仕事ところでは無いと理解して、
1年9ヶ月の18日にセンターでの生活に突入した。
ちょっと長くなったので続きは明日。