不自由が活躍する未来
車椅子に10年乗ってると不自由さを一切意識しなくなる、ヤマシュウです。
30年の歴史の平成が終わります。
これからの時代はどうなるんだろう?
これからの人の働き方はどうなるんだろう?
これから先の未来は高度な技術が実現して、
労働をAIやロボットに任せることができれば、
人は働かなくてもいいと言われている。
昔は生きていくにためには労働が不可欠で、
その労働を少しでも楽になる努力が様々な技術の進歩に繋がり、
より少ない労力と時間で人間の生活が行われるようになった。
そうなることで余暇や家族との団欒、旅行やスポーツ、趣味などにかける時間が増え、
「それぞれの人間の価値とは?」といった個々の存在意義を考える世の中になってきたと思う。
その中で障がい者の役割はますます重要になると思う。
たとえば、エレベーターは足の不自由な人のために開発され、眼鏡は視力が低い人のために生みだされたように、障害のある人の悩みを解決しようという営みが、イノベーションを生み出すケースはとても多い。
現代の人間について考えると、ほぼすべてが技術と言ってもいい。
実は今、生身の体だけで行っていること、完全な自然状態はほとんどない。
たとえば、誰もが服を着るし、靴を履かなければアスファルトの道路は歩けないし、目が悪い人は眼鏡やコンタクトを使い、スマートフォンを見ながら車やバスや電車に乗って会社や学校に行く。
大きな不満がないところからは革新的な技術は生まれない。
不自由さが世の中に貢献する未来に向けて、
自分を磨いていきたいと思う。