自分の未来をはじめよう

脊髄損傷フットボーラーヤマシュウの人生再スタート

最強のふたり

最近観た映画で良かったのは、「カメラを止めるな」、ヤマシュウです。

 

怪我をしてから映画にはよく行くようになりました。

最近は洋画より邦画にはまっていましたが、

最近は洋画も邦画も半分半分ぐらい見てます。

 

だいぶ前の映画になりますが、

頸髄損傷の大富豪とその介護人の関係を描いた

最強のふたり」と言う映画について書こうと思う。

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最強のふたり』は、2011年のフランス映画。頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を、ときにコミカルに描いたドラマ。 2011年10月23日、第24回東京国際映画祭コンペティション部門にて上映され、最高賞である東京サクラグランプリを受賞し、主演の2人も最優秀男優賞を受賞した。 ウィキペディアより

 

この大富豪の介護人となる黒人の青年は、

そもそも職に就きたかったわけではなく、

失業手当てを受け取るために不採用通知をもらいたかったんだけど、

この大富豪は他の介護人になる候補者が気に入らず、

少し変わったこの黒人の青年を採用したんです。

 

この介護人は普通の介護の方法と比べると大雑把で、

決して正しい介護の仕事の仕方とは言えないんだけど、

この大富豪は病人ではなくひとりの人間として扱ってくれるこの青年を気にいった。

 

そこからは大富豪はこの青年と旅行に行ったり、

パラグライダーに乗ったりと人生を共に楽しむようになった。

 

僕も障害の状態が悪く毎朝の起床時には、

ヘルパーさんに介護をお願いしている。

 

本来ならば着替えたりベッドから出ること自体に時間がかかるものではないけれども、

僕の場合は毎朝30分ぐらいかかる。

 

その毎朝の30分を気持ちの良い30分にするかしないかは、自分の人に対する接し方次第だと思う。

 

やってもらって当たり前と言う考えでは、

相手の心を打ち解ける事は無く、

有益な30分を手に入れる事はできない。

できるだけお互い自然な気持ちで過ごせるようにして、話をしやすい環境を作ってます。

 

僕にはしゃべること以外にできる事は思いつかないので、

何か面白い話や役に立つ話をするようにしている。

 

毎朝喋る(アウトプットする)ことを考えながら日々暮らしていると、

インプットする質も変わってくる。

 

これはヘルパーさんだけでもなく、

電車の乗り降りを手伝ってもらう駅員さんやバスの運転手さん、

リハビリ病院の医学療法作業療法士の先生に対しても同様にしている。

それぞれの人が興味を持ちそうな話を事前に調べたりすることもあるけど、

ほとんどは読んだ本や昔見た映画やスポーツのこと。

 

なかでも本で読んだ事は伝えやすいからおススメです。

 

こちらから情報を与えれば与えるほど、

逆に向こうからいろんな情報をもらえたりもする。

 

この映画のようにブッとんだ人とは会う事はないけど、

利用者と業者ではなく、

人と人の関係をこれからも築いていこうと思う。