自分の未来をはじめよう

脊髄損傷フットボーラーヤマシュウの人生再スタート

人間関係で悩まない為に

「アホ」は大阪人にしたら褒め言葉、ヤマシュウです。

 

今日はこの本を読んだ。

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「頭に来てもアホとは戦うな!」

田村耕太郎

 

この本のタイトルにある「アホ」とは、

むやみやたらに人の足をひっぱる人を指している。

 

こういう人の言動にいちいち悩み、怒りなどで、

自分の時間を奪われていないか?

また、他人の目を必要以上に気にしてないか?

本当に自分のすべきことに全力を注げているか?

 

こんな疑問を解決する内容だ。

 

怪我する前は会社や取引先の人間関係で確かに心奪われていた。

他人と自分を比較しては自分より人の嫌なところに目をやっていた。

他人の評価に不満を感じ、自分と他人と比べてばかりで、

中身がない時間を過ごすことが多々あった。

 

怪我をしてからこの「他人と比べる」ということが、

いかに無意味だったかが分かった気がする。

 

いや、人と比べるステージに立てなくなっただけかもしれない。

でも、それはそれで良かったと思っている。

 

障害を負わなければ、

いつまでも他人と自分を比較しながら生きていただろう。

 

障害を負って分かったが、

同じ頸髄損傷の障害だけでも、

人によって状態は様々で、

出来ることも、考え方も、生き方もそれぞれである。

 

比較したところで自分の障害が良くなるわけでもなく、

出来ることが増えることもない。

 

他人の言動に反応するより、

自分の人生をこつこつと豊かにする努力をすることが、

唯一意味のある生き方になるのだと思う。

 

とにかく心を奪われてはいけない。

 

いい意味で他人の言動をプラスに捉えて、

人に対して「アホ」な存在にならないように生きていきたい。