運を手に入れるのは
レーシックして眼鏡が要らなくなったのに、また眼鏡がかけたくなった、ヤマシュウです。
今更ながらようやく読了。
「破天荒フェニックス」
田中修治
昨年から読みたくてなかなか読めなかった書籍。
オンデーズという眼鏡を扱う会社の壮絶な再生物語。
久しぶりに体の奥に熱いものを感じ、
数カ所で涙が出ててしまった。
これは昔読んだ「海賊と呼ばれた男」以来の感動があった本だ。
倒産寸前の会社を購入して、
何度も何度も転覆する難局を乗り越える姿は、
ビジネスマンとしては何とも言い難い爽快感を感じさせてくれる。
こんな仕事は自分には到底出来ないが、
こんな会社の一員として働く人は幸せに違いないと思う。
「倒れる時は前のめり。」
「早く生きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
とにかく熱い物語だ。
人、モノ、カネ、そして運をしっかりと掴み取ったのだか、
人を第一に大切にして、商品の価値を上げることを怠らず、
金の使い方をシビアに追求し続けた結果、
運を引き寄せて成功を手に入れることが出来たのであろう。
運は努力し続けたものしかやってこないと言える。
とにかく読んで良かった。
これからの仕事に大いに刺激を与えてくれるだろう。
で、久しぶりに眼鏡を買いに行ってみようと思う。